2012年06月29日

海潮音

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珊瑚礁

波の底にも 照る日影
神寂びにたる 曙の
照しの光 亜比西尼亜(アビシニア)
珊瑚の森に ほの紅く
ぬれにぞぬれし 深海の
谷隈の奥に 透入れば
輝きにほふ 虫のから
命にみつる 珠の華



上田 敏
「海潮音」より
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2011年03月17日

おはなしを、創っています。

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海辺の 小屋に一人

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山あいの 小屋にひとり

女の子が 

暮らしていました。

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ふたりは ごく たまにしか 会うことができないので
毎日のように手紙を書いては 郵便配達の鳩に手紙を渡し
遠くに住む 友人のもとへ 届けてもらっていました。

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郵便配達の鳩は
いつも大切に
ふたりの手紙を運びます。

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海辺に住む女の子は 生まれる前、自分は踊り子だったような気がして
よく、踊り子の絵を描くのですが、上手に仕上がるとかならず、
山に住むおんなのこへの 手紙と一緒に 封筒に入れておくりました。

踊り子さんは、いまにも封筒の中から 飛び出しそうです。

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山に住む女の子は 生まれる前、自分はうたうたいだったような気がして
よく、大好きな音楽を ことばにしたり 音符にして並べたりして
上手に出来上がると すぐに 海辺に住む 女の子への 手紙と一緒に
封筒に入れて おくりました。

 音楽はときどき、封筒の外まで 聞こえてきます。

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posted by なお at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | こくごの時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月07日

Alice in W.L.

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少女のころに、
読んだ…。

posted by なお at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | こくごの時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月29日

灯台守の話

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あまりにも鋭く突き刺さったものだから
書棚の奥にしまいこんでいた本を
読んでもらいたい人ができたので再読した。
読むたびに響き方を変える小説には、
得体の知れないなにかが棲んでいるに
ちがいない、と 思う。

「命の灯火を絶やさないために大切なのは、
物語を語り続けること。」
その先に
泥沼のような黒い海しか見えなくても、
私自身が、一筋の光を照らす
灯台に なることができたなら。

はじめてこの本を読んだときに、
その祈りをこめてできた
灯台のペンダント。
何人もの人のもとへ
旅立ったけれど、そのたびに、それぞれが
その人の色に響き、命を吹き込まれていった。
そんな瞬間の積み重ねが、
わたしを生かしてくれています。

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posted by なお at 11:02| Comment(0) | TrackBack(0) | こくごの時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月05日

2007年03月20日

「シートン」

シートン

ミュールジカ
謎の跳躍の理由は?


ナチュラリスト
という生き方。


子供じゃなくても
ドキドキする本。
でした。

「シートン」
今泉吉春 著 福音館書店


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2006年10月28日

永遠

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私達の誰もが、
この世界との完全な調和を
感じた瞬間を思い出せるだろう。
 そんな瞬間は まれにしかやってこないし
継続することはない。
 でも、それは
私達に 生きていくちからを
与えてくれる。

 とてもありふれた
素朴な価値。
それらは自らに、いかなるたくらみも
秘めていない。
 なにかをたくらむには それらは
あまりにも単純で素朴すぎる。

 永遠なるもの、というモチーフの中に
心にあるべきことのみを、
私は描きたかった。

ユーリー・ノルシュテイン
「フラーニャと私」より


いつになったら、
いいたいこと、
言い尽くせるように
なれるだろう。
posted by なお at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | こくごの時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月22日

海からの贈物

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素敵な本と、出会いました。
 アン・モロウ・リンドバーグの、「海からの贈物」。
この本を読んでできたドローイングに、
鎌倉の海岸で拾った貝殻を置いてみたら、
ちょっとドキッとしました。

 作者が冒頭で、
「海から受け取ったものを、海に返す」
と言っているのですが、
これは、今までの私には無かった発想です。

 ある人が、何度も口にしていたことを思い出します。
「川原へ行って、拾った石ころに、一筆描いて、それをそっと、
元のところに置いて立ち去りたい。そういう精神で物を創りたい」
と。
 そばで聞いているときは、「格好良いこといっているなぁ。」
ぐらいにしか受け取っていなかったけれど、
今はその精神が、とても素敵だと、感じます。

 すべてが大きなものの一部であること、
そして自分の命と、そこから発する言葉や行動のすべてが、
その大きなものに繋がっているんだと、
最近、感じることが多くなりました。

posted by なお at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | こくごの時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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